青山学院大学の陸上競技部で活躍する黒田然(くろだ・ぜん)選手。
箱根駅伝などで注目を集める黒田朝日選手の弟としても知られていますが、然選手自身も高校時代から全国レベルの実力を発揮してきたランナーです。
「黒田然の出身高校はどこ?」
「高校時代はどんな成績を残したの?」
「兄の黒田朝日とは同じ高校だった?」
「青山学院大学ではどんな活躍をしている?」
このように気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、黒田然選手の出身高校や高校時代の陸上成績、兄・黒田朝日選手との関係、青山学院大学での競技生活について詳しく紹介します。
黒田然の出身高校は岡山県立玉野光南高校!
黒田然選手の出身高校は、岡山県立玉野光南高等学校です。
玉野光南高校は岡山県玉野市にある県立高校で、スポーツ活動にも力を入れている学校として知られています。
陸上競技部からは、これまで多くの選手が大会で活躍してきました。
黒田然選手も同校の陸上競技部に所属し、高校時代から長距離種目で優れた成績を残しています。
特に注目されていたのが、障害物を越えながら走る「3000m障害(3000mSC)」です。
3000m障害は、トラックを走りながら複数の障害物や水濠を越える種目。スピードだけでなく、障害を越える技術やリズム、レース全体を組み立てる力も求められます。
然選手は、この種目で高校生トップクラスの記録をマーク。高校時代から全国の舞台で活躍する選手として注目を集めました。
また、玉野光南高校は兄の黒田朝日選手の出身校でもあります。
兄弟そろって同じ高校の陸上競技部で力を伸ばしてきたことも、黒田家の陸上競技にまつわるエピソードのひとつです。
黒田然の高校時代の陸上成績がすごい!
黒田然選手は高校時代、3000m障害を中心に目覚ましい成績を残しました。
ここでは、当時の主な実績を振り返ります。
高校1年生から3000m障害で注目
然選手は高校1年生のころから、3000m障害で将来を期待される存在でした。
2021年10月に行われた中国高校新人の3000m障害では、9分12秒97を記録。この記録は高校1年生の歴代上位に入る好タイムとして紹介されています。
当時から、障害を越えたあともスピードを落としにくい走りが持ち味のひとつでした。
3000m障害では、障害を越える際に大きく減速すると、レース全体のタイムにも影響します。
然選手はバネを生かした動きや、障害を越えたあとのスムーズな走りが評価されていました。
高校1年生の段階で将来性を示し、その後の成長にも期待が集まっていたのです。
高校2年生でさらに成長
高校2年生になると、然選手はさらに実力を伸ばしていきます。
2022年のインターハイ中国地区予選でも3000m障害で存在感を示し、全国大会を目指す選手として注目されました。
当時の報道では、兄の朝日選手と比較される場面もありましたが、然選手自身にも独自の強みがありました。
当時の報道では、兄の朝日選手と比較される場面もありましたが、然選手自身にも独自の強みがありました。
陸上競技部の指導者からは、バネのある動きや跳躍力を生かした走りが評価されていました。
3000m障害は、単純な走力だけで勝負が決まる種目ではありません。障害を越える技術を磨きながら、長距離を走り切る力を高める必要があります。
然選手は、こうした技術面と走力の両方を伸ばしながら、全国大会で戦える選手へと成長していきました。
高校3年生で3000m障害の中国大会優勝!
黒田然選手の高校時代を語るうえで外せないのが、2023年のインターハイ中国地区大会です。
2023年6月に開催された中国地区大会の男子3000m障害で、然選手は8分50秒19を記録して優勝しました。
この記録は高校歴代11位に相当する好タイムとして、陸上競技専門メディア「月陸Online」で紹介されています。
レースでは、然選手が自ら先頭に立って展開をつくり、後半にペースを上げてライバルを引き離しました。
それまでの自己ベストを大きく更新する走りで、成長を印象づけた大会となりました。
また、この大会では男子1500mでも3分51秒58で優勝。3000m障害と合わせて2冠を達成しています。
複数の種目で結果を残したことからも、然選手が高い走力を持っていたことが分かります。
U20日本選手権で3位入賞
2023年6月に行われたU20日本陸上競技選手権大会でも、然選手は男子3000m障害に出場しました。
結果は3位入賞。
玉野光南高校の公式サイトでも、兄の朝日選手に続いて表彰台に上がったことが紹介されています。
全国レベルの選手が集まる大会で上位に入ったことは、然選手にとって大きな実績です。
高校最後のシーズンに向けて、着実に力を伸ばしていたことがうかがえます。
高校時代の主な成績まとめ
黒田然選手の高校時代の主な実績を整理すると、次のようになります。
- 高校1年時:中国高校新人の3000m障害で9分12秒97を記録
- 2023年6月:インターハイ中国地区大会の3000m障害で8分50秒19を記録し優勝
- 2023年6月:同大会の1500mでも優勝し、2冠を達成
- 2023年6月:U20日本選手権の3000m障害で3位入賞
- 高校時代:インターハイでも3000m障害で活躍
このように、然選手は高校時代から全国大会で上位を狙える実力を持っていました。
※大会の開催時期や順位は、各大会の公式発表・報道に基づいて整理しています。
黒田然と兄・黒田朝日はどんな関係?
黒田然選手を調べると、兄である黒田朝日選手の名前もよく登場します。
2人は実の兄弟で、どちらも岡山県立玉野光南高校の陸上競技部で競技に取り組んできました。
その後は、兄弟そろって青山学院大学へ進学しています。
兄の黒田朝日は箱根駅伝で注目されるランナー
兄の黒田朝日選手は、青山学院大学の主力選手として知られる長距離ランナーです。
高校時代は3000m障害で全国トップクラスの成績を残し、インターハイでも2位に入っています。
青山学院大学進学後も実力を伸ばし、箱根駅伝などの大学駅伝で活躍。特に山登りの5区で区間新記録を樹立したことでも注目を集めました。
こうした兄の活躍もあり、然選手も「黒田朝日の弟」として紹介されることがあります。
ただし、然選手自身も高校時代から全国大会で実績を残してきた選手です。兄の知名度だけでなく、自らの競技成績によって評価されるだけの力を持っています。
兄弟は同じ高校・同じ大学に進学
黒田兄弟の共通点は、出身高校だけではありません。
2人とも玉野光南高校で陸上競技に打ち込み、その後、青山学院大学へ進学しています。
兄の朝日選手が高校時代に3000m障害で活躍した一方、然選手も同じ種目で力を伸ばし、全国大会で結果を残しました。
同じ種目を経験してきた兄の存在は、然選手にとって身近な目標のひとりだったと考えられます。
ただし、兄弟だからといって走りの特徴や競技人生がまったく同じというわけではありません。
然選手には然選手自身の持ち味があり、大学では長距離種目や駅伝にも挑戦しています。
「兄の弟」ではなく、自分自身の走りで評価されたい
2026年10月の出雲駅伝では、青山学院大学3年生となった然選手が、初めて出雲駅伝の舞台に立ちました。
この大会について報じたRSK山陽放送のニュースでは、然選手が兄の弟という立場だけではなく、一人の選手として自分の個性を示したいという思いを語っています。
大学では、順調な時期ばかりだったわけではありません。
報道によると、2年生の夏に故障があり、三大駅伝への出場がかなわなかった時期もありました。
それでも、練習を重ねて競技に向き合い、3年生で出雲駅伝に出場する機会をつかみました。
兄が大きな結果を残しているからこそ、周囲から比較されることもあるでしょう。
しかし、然選手は自身の課題と向き合いながら、独自の競技人生を歩んでいます。
これからの大学駅伝でどのような走りを見せるのか、注目したいですね。
黒田然の父親も陸上選手だった!
黒田兄弟の陸上競技の背景を語るうえでは、父親の存在も見逃せません。
父親の黒田将由さんも、かつて陸上競技で活躍した選手です。
1999年のインターハイでは3000m障害で優勝し、その後は法政大学で箱根駅伝を走り、中国電力でも競技を続けました。
つまり、黒田家では父親、兄の朝日選手、弟の然選手と、陸上競技に縁の深い家族がそろっています。
父親が3000m障害で実績を残し、兄弟も同じ種目で活躍してきたことは、陸上ファンにとって興味深いエピソードです。
もちろん、家族に陸上経験者がいることだけで選手の実力が決まるわけではありません。
それぞれが練習を積み重ね、大会で結果を残してきたことが、現在の活躍につながっているといえるでしょう。
黒田然は青山学院大学で活躍中!
玉野光南高校を卒業した黒田然選手は、兄の朝日選手と同じ青山学院大学へ進学しました。
高校時代に得意としていた3000m障害だけでなく、大学では5000mや10000mなどの長距離種目にも取り組んでいます。
大学駅伝では、トラック競技とは違った力も必要になります。
駅伝では、決められた区間を走る持久力に加え、チームの順位やレース展開を考えながら走る判断力も求められます。
然選手は大学での経験を積みながら、競技の幅を広げているところです。
2026年10月の出雲駅伝では、青山学院大学の一員として初出場を果たしました。
高校時代から注目されてきた3000m障害の実力を、大学の長距離種目や駅伝でどのように生かしていくのか、今後の成長が楽しみです。
兄の朝日選手と同じチームで競技を続けながらも、然選手は自分自身の走りで結果を残すことを目指しています。
今後、全日本大学駅伝や箱根駅伝などで出場機会を増やし、さらに存在感を高めていく可能性もあるでしょう。
まとめ
今回は、黒田然選手の出身高校や高校時代の陸上成績、兄・黒田朝日選手との関係について紹介しました。
最後に、ポイントを振り返ります。
- 黒田然選手の出身高校は、岡山県立玉野光南高等学校
- 高校時代は3000m障害を中心に活躍
- 2023年のインターハイ中国地区大会では3000m障害で8分50秒19を記録して優勝
- 同大会の1500mでも優勝し、2冠を達成
- U20日本選手権の3000m障害でも3位に入賞
- 兄の黒田朝日選手とは、玉野光南高校・青山学院大学で同じ道を歩んできた
- 父親の黒田将由さんも陸上競技で実績を残した元選手
- 2026年10月の出雲駅伝では、大学3年生で初出場を果たした
黒田然選手は、兄の朝日選手と比較されることもありますが、高校時代から全国レベルの実績を残してきた実力派ランナーです。
これから大学駅伝でどのような走りを見せてくれるのか、黒田然選手自身の活躍にも注目していきましょう。
